元社畜のオタ活日記

元オタクの社畜が重度のオタクに舞い戻りました。現在はフリーランス。

ナナライ2nd REUNION 〜アイナナ3部のモブになってしまった編〜

2019/7/6〜7/7

埼玉メットライフドームで開催された
アイドリッシュセブン2nd Live "REUNION"

幸運にも、2日共現地参戦をさせて頂きました。

1日ずつの詳細なレポートは次以降の記事で書こうと思っているのですが、
とにかく「最高」という言葉だけでは足りないこの大きな感情を
少しでも書き残したくてブログなんかを開設してしまった次第です。

以下、アイナナ4部最新話(2019/7/9時点)のネタバレが大いに含まれますので、
未読の方やネタバレ無理な方はご注意ください。

ライブそのものの完成度も非常に高かったのですが、
開催日の時点で更新されていた本編シナリオを読んで
より完成されたライブへと昇華されるとんでもない構成になっており
ただただ、ド肝を抜かれた2日間でした。

1stとの大きな違いは3部から登場した新ユニット「ŹOOĻ」の存在でありますが、
本編でヒール(悪役)という立ち位置のキャラクターなので、
特にTRIGGERやRe:valeのファンは受け入れがたいものがあったと思います。

私自身も最推しユニットはTRIGGERなのですが、
ŹOOĻが歌う曲はとても好みで大好きでした。

ただ、TRIGGERやRe:valeに対して行なってきた無礼や悪行は許しがたく、
アーティストとしてのŹOOĻが好きである気持ちと、
彼等を「好きだ」と声にしてしまう事で沸き起こるTRIGGERへの申し訳なさに
うまく折り合いがつけられず、どこか後ろめたさを感じていました。

実際、ŹOOĻは嫌いだと仰る方もたくさんいただろうし、
ライブでどのように彼等を迎えればいいかわからない方もいたと思います。

それでも、とある雑誌で下岡プロデューサーと根岸プロデューサーが語っていました。

悪役として描いているŹOOĻも、
アイナナという作品にとっては他3グループと同じく大事なアイドルだと。

そんな思いが強く感じられる構成、キャストさんの努力。
それらがとにかく強く感じられました。

ライブまでに更新されていた本編ストーリーで、
レッフェスという大きな舞台で大成功を収めたŹOOĻが、
皮肉にも大きな達成感を得たステージを経て、
自分達がしてきた事への反省や後悔、懺悔の気持ちを抱くシーンがありました。

そして、それらに対する許しを乞うように龍之介に電話する虎於のシーン。

「TRIGGERの大事な舞台を台無しにした事を決して許さない。」

「それでも、すごい事をすごいと賞賛する気持ちは別物だ。」

と、優しくレッフェスでの成功を褒め称える龍之介のシーン。
これに、本当に心が救われました。

TRIGGERに対しての行ないをまだ許せないと思う気持ちと、
アーティストとしてのŹOOĻを認める気持ちは別物だと、
当事者である龍之介が言ってくれて、心底よかったと思えたし、
REUNIONへの強い布石だったんだと今では思います。

だから、後ろめたさをいっぺんも感じる事もなく、
ただひたすらに最高にかっこいいステージを作り上げたŹOOĻに、
心の底から叫び、ペンライトを振り、熱狂させられました。

ナギの帰国問題なんかもあり、ライブ前に更新されたストーリーは
えっ?ここで終わるの?と思う所も正直ありましたが、
優劣をつけるという意味では決してなく、下岡さんや根岸さんが大切にしている
ŹOOĻというグループを最高にかっこよく舞台にあげるための更新だったのかなと。

閑話休題

4部からのREUNIONの流れも最高によかったのですが、
3部でŹOOĻが最高にド派手にデビューした世界へ連れて行かれたとも強く感じました。

TRIGGERが巻き込まれている様々な事件へ不安を抱く、本編内のファン達。

初めてナナライの舞台に上がるŹOOĻを
どのように迎えるのべきなのかというある種の不安を抱く、現実のファン達。

これらをうまく結びつけつつ、本編と全く同じように、
最強のインパクト、刺激、熱狂をこれでもかというくらい叩きつけられ、
もっとŹOOĻの曲を聞きたい、
もっとŹOOĻのかっこいいパフォーマンスを見たい、
もっと、もっと、という気持ちになったと同時に、
街中の路上でいきなり圧倒的なショーを見せられた
裏の事情を全く知る由もない3部の通行人達になった気分でした。

これが、当日、現場で体感してあまりにも衝撃的でした。

初めて目の前で歌うアイドル達の存在があまりにも圧倒的で、
そのハイレベルなパフォーマンスに熱狂し、声を枯らして名前を呼び、
腕を大きく振り上げながら、ŹOOĻの世界観に一気に叩き落される。

本編での裏事情を何も知らない街頭のいわばモブ達が、
突然現れて見せつけられたパフォーマンスに魅惑され、
「ŹOOĻかっこいい!」と口々に叫ぶ展開をまざまざと裏付けられました。

本当に、プレッシャーも大きかったであろうキャスト様達の
影での努力の賜物だと思います。本当にありがとうございます。

もう何もかもぶち壊れされました、本当に。

だから一刻も早く映像化してください、秒で買うので。

今回はライブ前に更新されたストーリーとŹOOĻについて
#day0と称して語りましたが、
TRIGGER推しとしても語りたい事はもう山ほどあるので、
記憶が新しいうちに日別の感想記事を書こうと思います。